懐かしい意識

なつかしい私達の意識

 

とっても とっても

 

かろやかで、よろこびに満ちている。

 

 

そんな意識にもどる扉をひらく

 

最初は

 

つかまり棒のない

 

崖の先を歩くような

 

ゾクゾクする

 

武者震いを感じながら

 

一歩

 

一歩

 

進んでいっている

 

 

さかた よしみ